脊椎側湾症を経験して

 高校一年生の頃に、脊椎側湾症と診断され、高三まで装具治療をしていた。今日はその経験を書きたい。

脊椎側弯症という病気

参考→側弯症(そくわんしょう) | 腰痛の専門医による安心アドバイス

側弯症は、背骨が左右に曲がってしまう病気である。私は高一の時に診断されたが、思春期の女性が発病する可能性が高いという。背骨の曲がりの角度が大きいと装具治療が必要で、さらに進行すると手術が必要な病気である。

私の症状

 高一の時の内科検診で、背骨が曲がっていると言われたのがきっかけである。病院へ行くよう言われたものの、大したことはないだろうと見くびっていた。親に引っ張られ近所の整形外科へ行きレントゲンを撮ってもらうと、自分の背骨がぐにゃんと大きく曲がっていたため、非常に驚いた。お医者さんには、より大きな病院で検査してもらう必要があると言われ、私はまた違う病院で検査をすることとなった。薦められた病院で検査をして言われたのは、「背骨が約30度曲がっているため、装具治療が必要である」ということ。親も私も、そんなにひどかったのかと衝撃を受けた。そして、家に帰ってお風呂で鏡を見てみると、腰の高さが左右微妙に違うことに気づいた。

装具作り

 背骨を曲がらないようにするための装具(コルセット)を作る時の採型は、振り返りたくない思い出である。完全には覚えていないが、上は裸にシャツ1枚で、下は下着、黒いブルマを穿いた状態での採型だったと思う。上から布を巻いていき、さらにその上から石膏で型をとってもらった記憶がある。その時のスタッフさんは2人とも男性であったため、やはり恥ずかしさはあったし、不快な気持ちも正直あった。親もその場にいたが、「女性のスタッフさんにしてくれれば良かったのに」と2人で話していた。装具作りを終えた後、家に帰って少し泣いてしまった。忘れかけていた記憶だったが、やはり今でも嫌な記憶として残っている。

装具治療

 装具はお風呂と体育の時間以外着けろと言われていたが、私はサボっていた。学校に着けて行ったのは恐らく3日あるかないかである。やはり太って見えるし、重いし、何より痛かった。かなり大部分を硬いコルセットで覆われているため、シャーペンや消しゴムを机から落とした時に、腕を伸ばして拾うことができなかった。本当に不自由だった。半年間ほぼ着けない時もあったが、途中からは寝ている時だけ着けることにした。寝る時だけでも、痛くて苦しくて暑くて起きてしまうことも沢山あった。親に着けてもらう必要があったのだが、着けるのが嫌で嫌で、母親には何度も反抗してしまった。

 装具を病院で試しに付けてみた時「痛くない?」と聞かれたのだが、つけた瞬間はあまり痛くなかったため「大丈夫です」と答えてしまっていた。しかし、痛みは着けてから少し時間が経ってからひどくなるのである。「大丈夫です」と答えてしまったため、かなりキツく作られてしまったのだと思う。

受験期、受験後

 私は高3になるとかなり真剣に勉強を始めたため、コルセットを着けることはほとんどなくなった。高3の時期は、自分が側弯症であることなど忘れ、ひたすら勉強に没頭した。そして苦しかった受験を終え、3月に病院で検査をしてもらった。結果、30度前後だった角度は25度くらいになっていた。そして、骨の成長も止まったと判断され、装具治療は終了となった。ほぼ着けていない日々も多かったのに、5度ほど良くなっていたのだ。そして、装具はすぐに病院で廃棄してもらった。廃棄してもらうために以前装具を作った所に行ってみると、女性のスタッフさんが2人いた。私の時は二人とも男性だったのに...と採型の時の嫌な思い出を思い出してしまった。しかし、装具治療を終えた開放感は本当に大きかった。今は、1年に1度通院しており、今のところ背骨の曲がりは進行していない。

脊椎側湾症を経験して

 学校にも着けていくようにという指示には従えなかったが、日中にも着けていればよかった、という後悔はあまりない。装具は本気で辛かったから。今でも、あの装具を着けて大学に行け、と言われたら無理だと思う。痛みを我慢すべきだったのもあるかもしれないが、もっとお医者さんと装具士さんと装具の着用についてしっかり話し合うべきだったと思っている。

 また、25度という曲がり具合は安心出来る角度ではないが、夜中だけの着用でも効果があったため、手伝ってくれた母親には本当に感謝している。装具治療は終わったが、年に1回の定期検診を忘れずに受けたい。

 

 

最後に自分ルールの報告。

①(6時間睡眠)6時間睡眠は達成したが、4時に寝て10時に起きるというひどい有様だったため、明日からは2時までに寝て8時に起きることを目標にしたい。

②(サクッと決める)今日はあまり決断を迫られることがなかった。

そして明日から、

③(ダラダラスマホをやめる)

④(ボーッとする時間をなくす)

を目標に追加したい。

 

それでは!